コロナの時代のロンドン旅行 旅の雑記②交通カードorクレジットカード
改札にクレジットカードをタッチすると、地下鉄とバスに乗れました。
今回のロンドン旅行でびっくり。
だってどのガイドブックを見ても「ロンドンで地下鉄やバスに乗るなら、まず交通パス(オイスターかトラベルカード)を手に入れましょう」って書いてあります。
バスに乗るには、現金が使えないので交通パスが必要。3年前にもバスに乗るために、まずは地下鉄の駅でオイスターを購入したものです。
それが今回、地下鉄の入口で「オイスターを持ってない」と言ったら、娘が「お母さんのそのクレジットカードで入れるよ」と言うではありませんか。
え、嘘でしょ、と半信半疑でVISAカードを改札口のカード読み取り機(黄色い丸)に軽くタッチすると、自動改札のドアがスッ、と開きました。
ロンドン、凄い。進んでる!
ただし、国際標準のコンタクトレス決済対応クレジットカード&デビッドカードに限られます。端末にピッとかざすだけで支払いが完了する、非接触決済可のカードです。
このカード機能を入れたスマホでも、同じように改札を通過できるとのこと。
↓ この波型マーク(リップルマーク)が付いているカードです。
交通パスのオイスターを新規作成すると、手間もかかるし5ポンドのデポジットも必要だし、最後に残金の払い戻し手続きしなくてはいけません。
そんなことより、もしコンタクトレス決済のクレジットカードかデビッドカードを持っているなら、交通パスを買わずにカードを利用するのがお勧めです。
手持ちのカードが使えるか、はじめに地下鉄の改札口で試してみると良いかもしれません。
バスではカードが使えなかった場合、現金使用不可のため交通パスがないと乗車できません。お気をつけて。
地下鉄は、出る時もカードを改札の読み取り機に軽くタッチします。
交通パスと同様、コンタクトレスカードにも1日の上限金額の設定があるようです。
オイスターのように残高不足になることもないのでストレスレス。
やってみると本当に楽です。
それにしても、こんなに便利なこと、ガイドブックにしっかり書いておいてくれるといいのに!
実はだいぶ前から導入されていたようなんです。
図書館で調べたところ、ロンドンのガイドブック5冊中、地球の歩き方2020〜21年版1冊に地下鉄・バスの乗り方ページ2カ所で3、4行さらっと記述されていました。
残りの4冊には記載なし。
コンタクトレス決済があんまり日本で普及していないせいかもしれません。
コロナで普及が進むでしょうか...。