zizi's 海外旅行記2022

海外旅行解禁後の個人旅行記

コロナの時代のロンドン旅行 旅の雑記③もはや両替は不要⁉︎


「え〜両替したの? キャッシュ(現金)なんて使わないのに」と娘が言うのです。

実際、ロンドンで現金がどうしても必要だったのは、ホテルでスーツケース3個を部屋まで運んでもらった時、チップのコイン3ポンド分だけでした..。


ロンドン中心部で見かけるのは、カードかスマホでピッとスピーディーに決済する人たち。私もそれに倣って1ポンドの絵葉書を買うにもカードで支払うことに。
お札やコインを触らなくていいし、え〜と50ペンスってどれだっけ、なんて行列で後ろの人を待たせずに済むし、快適です。

さらにコンタクトレス決済なら、サインもpinナンバー(暗証番号)入力も不要、ひらりと端末にかざすだけでスイスイ決済。
... これはこれで不用心な気も。

そこでセキュリティのため、コンタクトレス決済は1回で30ポンドまでと上限が設定されています。
30ポンドを超える場合は、端末にカードを差し入れ、pinナンバーを入力&ポンドか円どちらで決済するか選び画面をタッチします。
この時、円だと割高になることが多いので、ポンドを選択した方が良いようです。
(この手順は、非コンタクトレスのカードでも同様です。)


キャッシュレスから一歩進んで、コンタクトレスが普及しているロンドン。小さな個人商店でも対応できる端末が置かれてました。
コロナの時代にぴったりです。
でも、思い起こすとコロナ以前からとっくにそうでした。
地下鉄・バスにもクレジットカードのタッチで乗れたりと、最先端ですよね。
と言うか、日本が遅れてるのですね。

ロンドンで味をしめ、日本でも支払いにクレジットカードを端末にかざしてみるのですが、エラー。
対応していない端末の多いこと...
結局、カードを差し込み&pinナンバー入力で支払うことになります。
一応はコンタクトレス対応の端末(リップルマークの付いたもの)なのに、使えるブランドが限定されてるのです。
Suicaは結構あちこちでピッとOKなのですが...
あのメジャーな世界的ブランドが使えないって、どういうこと?

日本も海外からの観光客の受け入れを再開するそうですが...
とにかく国際ブランドに対応したコンタクトレス決済端末を、店舗に整備した方が良いのでは。
せっかく買う気満々で世界中から来てくれるのですから〜。

(ロンドンで現金は使わないでカードを使うのが便利と言っても、念のため少しは両替した方が安心ですよね。特に郊外へ足を伸ばすなら、現金は持っておきたいです。残った現金は、帰りのヒースロー空港でお土産に紅茶を買いこむのに役立てました。)


イギリス人はクレジットカードよりデビッドカードを持つ人の方が大多数なのだそうです。
後払いのクレジットカードよりも、銀行の口座残高から即時にお金が落ちるデビットカードを好むのは国民性なのでしょう、きっと。